【日 時】 | 2007年5月3日(木) 二人 晴れ・雨 |
【コース】 | 自宅8:00 〜 ふれあい村 10:00 10:10 〜 道路 10:25 〜 大沢林道 10:55 〜 尾根合流 11:25 〜 高指山 11:45 12:00 〜 佐久間東幹線386鉄塔 12:25 〜 ダム展望台 12:45 13:40 〜 ダム側登山口 13:50 〜 ダム下 14:00 〜 愛川大橋 14:30 〜 ふれあい村 14;50 〜 自宅 16:30 |
【資 料】 | 2万5千分の1地形図 「大山」「厚木」 |
【始めに】 | ゴールデンウィーク前半の4月30日(日)は、菰釣山から大栂を歩いた。3日からの後半も天気が安定し毎日晴れている。 今日は、山の神様と相談してハイキングに行くことになった。@朝はゆっくり出発できること A景色のよい場所で昼食をべること、難しい注文である。 近場と云えば大山・大山三峰・日向薬師周辺だが、大山以外は景色が悪く、大山は人が多すぎる。 少ない倉庫から出てきた所が、「宮ヶ瀬ダムの展望台」があるという「高取山」。宮ヶ瀬ダムに下るコースは、歩いたことがないので行ってみよう。 |
カシミール3DとハンディGPSを使用して作成した「GPS軌跡」のページです。軌道が切れたり飛んだりしていますが、
修正してありません。そのような場所は、衛星の電波を受信できない杉林のような場所です。
また、軌道は、1分隔で記録しております。また、画面の大きさに合わせて縮小していますので、
正確な縮尺はわかりませんがおおよそ25000分の1程度です。
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第87号)
山の神様は早起きしておにぎりを作っている。おかずはいつもの甘い卵焼きとケチャップ味のウインナー。
下に住む両親も身体の調子がよく、二人で出かけても問題がない。
8時に家を出発したが、宮ヶ瀬湖畔の登山口駐車場は、どこも満車で当分空く気配がない。
同じくダム上の駐車場も満車だった。
やむなく高取山の東側にある「愛川ふれあいの村」から登ることにした。
ふれあいの村駐車場
ここの駐車場は、野球グランドに隣接し、少年野球の練習をしている関係者以外の車はなくガラガラの状況。
問題はここから高取山〜宮ヶ瀬ダムを歩くと、愛川ふれあいの村に戻るために、愛川大橋を渡り迂回しなければならないこと。
地図を見ると、ダム下で川を渡れれば、ショートカットできそうなので、ふれあい村の職員の方に聞いてみたが、そんな都合のよい道はない。
ふれあい村でキャンプをして、高取山に登る小学生も愛川大橋を渡り同じように帰って来るとのことでした。
準備を終え、広い施設の中を登って行くとキャンプ場に出た、施設からの出口を探したが広くて分からない。
ふれあいの村
やむなく林の中を抜け南側の道路に出た。
ダム上に向かう道路を潜り抜け、高取山に向かう山道に入る。
ジメジメした林地を登っ行くと愛川ふれあい村から来た道に合流した。施設内の何処に道があったのだろうか?
しばらく登ると尾根上の道となり、日増しに山の緑が美しくなっている。
石小屋から派生する尾根に合流すると、景色も開け気持ちのよい道となる。
すでに半ズボンで歩いている人もいて、山も開放的な季節になりつつあるようだ。
山頂手前にある緑の木漏れ日が綺麗な草付きの道を、ジグザグに登って山頂に着いた。
時間は11時45分。
木漏れ日が綺麗な草付きの道
山頂はちょうど昼時で、微笑ましい家族ずれでベンチは満席状態。それぞれが楽しそうにお昼を楽しんでいる。
私たちはダムの景色が良い場所で休む予定なので、展望台に登ってから下る。
高い展望台からは、すぐ下に湖が綺麗に見えるが、大山や丹沢山方面は春霞がかかる。
今後の参考に鍋嵐やゴジラの背尾根の写真を撮っておく。
展望台から
初めから両サイドが急峻に切れ落ちる下りとなり、穏やかな山容から荒々しい雰囲気となった。
双子峰のピークを越えると、雰囲気の良い自然林の下りに変わり、ゆっくり下って行くと佐久間東幹線386鉄塔の下に出た。
両サイドが急峻に切れ落ちる
「佐久間東幹線」と云えば、世附山にある鉄塔と同じ名前で、世附の鉄塔番号は、300番台前後、東富士変電所から遠くなるほど番号が増えている。
世附から道志川に沿って下り、宮ヶ瀬湖を経由して、町田方面に向かっている。
ここにも例の鉄塔管理道を示す黄色い小さな道標があった。
さらに下ると電線下に、湖の景色の良い場があったが、場所が狭く展望台とは云いがたい。
佐久間東幹線386
随分下ってしまったが、ダムがすぐ下に見えて、3つのベンチがある広場に出た。
12時40分。静かなベンチで昼にする。
贅沢な昼食ではないが、景色の良い山での食事はおいしい。
食後にコーヒーを飲んで、ベンチで横になって目を閉じると、ゆっくり時間が過ぎるが、帰りのこと家のことが頭に浮かび、流れに身を任すことは出来ない。
ダムの展望台
広場からダムサイトへは、転げ落ちるような急傾斜を下る。冬に凍った場合は下りたくない道だ。
山の中から観光地のダムサイトに飛び出し、すぐにその仲間に入りをして、ダム上を散策する。
エレベーターでダム下に降りると、あいかわ公園行きの機関車が走っており、乗ってみたくなったが向かう方向が違うようだ。
ダム下
ダムから放出された水路に沿って下っていくと、「半原渓谷石小屋」と書かれた記念碑があり、その昔中津渓谷が賑わぅた時代は知らないが、今はコンクリート水路となっている。
「半原渓谷石小屋」記念碑
愛川大橋を渡り、ふれあい村に入る手前から雨が振り出し、朝の天気では考えられない変りようだ。
駐車場に着くと本降りとなり、朝の少年野球チームの子供たちも、帰り仕度をしてそれぞれの車に急いで乗って帰って行った。
我々も夕方までに、伊勢原農協の野菜直売場で買い物をして家に帰ろう。
愛川大橋