馬草山〜大杉山〜弥七沢の頭

日時    平成17年4月9日(土) 晴れ  単独 GPS軌道    



馬草山のミツマタ

自宅6:15発 〜 中川温泉8:30発 〜 馬草前平坦9:15〜馬草山9:38 〜 大杉山10:47 〜 弥七沢の頭12:30 13:00〜P762峰13:42  〜 中川温泉(堰堤上) 14:30


 このコースには、一切道標はありません。読図とルートファイテングが必要です。大杉山〜 弥七沢の頭の稜線はしっかりした踏み跡があります。弥七沢の頭〜P762峰〜中川温泉の間もテープや赤ペンキがあり、しっかり追えば問題はありません。
 
参考資料
  • 25000分地形図 「中川」
  • s−okさんNO151 玄倉〜西丹沢県民の森〜弥七沢の頭〜中川。NO121 馬草山〜大杉山〜遠見山を参考とさせていただきました。ありがとうございます。



尾根入り口(奥の駐車場裏に道あり)
                        
馬草山の周辺の地形は興味がひかれる場所です。
稜線・ピーク・ くぼ地にも見えます。
是非自分の目で確認しなければと、馬草山〜大杉山〜弥七沢の頭〜P762峰を周回するルートを決めs−okさんの写真コピーを持って出かけました。


武田信玄のノロシ台?

中川温泉の川の対岸に来たのはじめて、数軒の立派な旅館があり、 道路の行き止まり、堰堤の下に駐車。(アパートの上)テキストではこの堰堤の上に降りることができるらしい。馬草山への尾根の取り付きは、少し戻り魚山亭の駐車場右側キャンプサイトの様な場所から入る。


馬草前平坦

道は、すぐ鹿柵を越え旅館の裏側を巻くように尾根に乗る。 尾根に乗って暫く登ると、ノロシ台のような立派な石積の塔がある。(写真)。 尾根に沿って明確な踏み跡があり、途中の二又は尾根の方を登る。
そのまま急勾配の尾根に巻くように道があり、20〜30分くらい登ると広い斜面をトラバースし、平坦な場所に出る。ここで急に道が無くなる。平坦部から上にかなり急な斜面を登れば馬草山らしいが、私は斜面をトラバース気味に尾根の肩から馬草山をピストンすることにする。


馬草山のミツマタ
広い斜面を適当にトラバースし尾根の肩に出て、鹿柵にそって進み群生する満開のミツマタの中をくぐりぬけ山頂に出る。
途中のミツマタの木も現在満開。ラッキーです。山頂に標識は無いが、 s−okさんの写真と同じ場所です。9時38分。
ミツマタの間から権現山・畦ケ丸が見え、手前に屏風岩山から尾根が延びており、途中の下側に草原のような場所がある。

大杉山への登り

  尾根の肩に戻り、左手湯の又沢側は自然林の急斜面、右側は杉林の尾根を緩やかに下り、鞍部からは徐々に尾根が細くなってくる、キツイ細尾根を登り広い尾根上で休憩大杉山はすぐ上だ。
 杉の下枝が多い急斜面を適当に登ると大杉山頂。ほうぼう捜したが三角点や標識は見つけることができなかった。
山頂という感じはない尾根のピーク。10時47分

これからは、暗い杉林から開放され明るい自然林となり、気持ちが良い尾根歩きが始まる。沢山の人が歩くのだろうか、踏み跡は明確だ。
 P845を下り、細い尾根の登り返しと弥七沢の頭への登り始めが、白ザレの急斜面で歩きつらいが、湯の又沢側に注意し、慎重に歩けば問題はない。 大杉山から弥七沢の頭までは、近いようだが以外と時間がかかる。 


弥七沢の頭
 
弥七沢の頭は、広い気持ちが良い山頂で12時30分着。 
  昼食は、コンビニ握り2個と味噌汁。 
話し相手が無いので、余計静かな山頂である。SーOkさんのテキストにある下りのマーク(テープに中川への案内)は、方々探したが見つからず。磁石でP762の方向を合わせ下り始めると、だんだんに踏み跡、テープや赤ペンキのマークが多くなる。


P762
マークを探し急斜面をどんどん下り、キレットを過ぎP762にを登り返して、赤ペン矢印から90度左の道に入る。
 後は赤ペンキを追いかけて急な斜面を下ると緩やかな尾根になり杉林に入る。 杉の下枝で道がはっきりしない場所もあるが、尾根を忠実にたどる。 薄いやぶを過ぎると、はっきりした仕事道にとび出し、そのまま下ると朝の堰堤のすぐ上に出た。ノロシ台の尾根の正面です。

中川あしがら荘の桜
 大杉山からは、植林地に開放され気持ちの良い尾根が続きます。特に、弥七沢の頭は、ブナの林でほんとうに静かな気持ちよい山頂です。好きな山になりそうです。

次は、西丹沢県民の森から弥七沢の頭〜やぶ沢の頭〜西丹沢県民の森を周遊しようと思います。  馬草山は想像したより単純な地形でした。 ミツマタの満開な時期に是非行って見てください。


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