地形図の途中切れの2本の登山道
高松山

日時    平成17年3月20日(日) 晴れ 単独     GPS軌道

自宅6時44分〜国府津〜山北7時31分:7時43分〜工場マーク8:33〜道路出会い8:56〜P638m 9:53〜ビリ堂10:20〜山頂10:50 11:35〜 P657m12:21〜P465m13:11〜 皆瀬川14:21〜山北駅15;17 

参考資料
  • 25000分地形図 「山北」

2万5千の地形図で、高松山から西に下る道がありますが、途中で切れています。
また、同じく西側からビリ堂付近に登る道、やはり、途中で切れています。この2本の道を地図読みの練習を兼ね歩いてみました。ビリ堂から高松山頂の間は、道標がありますが、その他のコースにはなく、読図とルートファイテイングが必要です。

 7時30分山北駅下車、山北駅には登山者の姿はありません。

まず、問題はどのコースから東名を渡るかです。何度も地図を読みここが最短コースを思わ

れる場所を選びました。うまく渡れました?(くぐりました)


この登りに使ったコースは、殆どが舗装道路で、途中に工場や舗装道路終点には、家があり

ました。その道路の延長線に、尾根に平行し山の中に入る道があります。

その道は、何処に行くのかわからないので、途中で強引に尾根に上がりました。踏み跡も無

く、倒木が多い尾根をたどるとビリ堂にでました。S−OKさんも書いているビリ堂の説明を読

み出発。

高松山頂へは30分後の。10時50分着。

山頂には、2人の登山者のみで、静かです。 靴を脱ぎゆっくり昼食とする。(靴を脱ぐと疲れ

が取れると三俣蓮華小屋の人が教えてくれました)

11時35分。 少し不安はあるが、下りの道に入る。秦野峠の分岐で、3人から お先にどう

ぞ言われ、 私は真直ぐですと答えるが、道はあるかと聞かれ明確な答えはできません。  

P657mへは踏み跡があるが、尾根の北側を通っている。いつ下るかわからないので尾根に

上がる。尾根には、明確な踏み跡は無いが、尾根の上の方が歩き易い。 広い尾根を地図で

位置を確認しながら歩く。

現在位置がわかれば、だんだん不安が無くなる。 P620m(地図の読み)の二つ目小ピーク

付近は防火帯のある明るい道で、 防火帯は南に下り、地図の道となっているが、地図の道

はオオタ沢の上で消え、道が無い場合は、沢は危険だ。 

道が無くても尾根の方が安全と考え、今日のルートは真直ぐ下り、標高530付近から左に下

りP465mから地図の皆瀬川の「皆」の字の付近に下る予定。

P465mに降りる標高530m付近で横から踏み跡があらわれ、P465mに向かっている。 

その道も途中で見失ってしまう。 地図で確認し 間違いなしP465mの鞍部そしてP465m

 予定通り、地図の皆瀬川の「皆」字に向かう尾根をたどる。 

 尾根につられ北側の小さな尾根に入ってしまう、少し戻る これからが最後の詰め、コンパ

スで方向を確認し 尾根を忠実に下る。

 コンパスで計測した角度は意外と正確だ、少しの角度の違いもわかる。

 今回は コンパスが大活躍だ。川へ降りる場所も問題なく河原に着いた。道路に上がり、歩

いた尾根を振りかえる。予定したルートを歩ききれたことがうれしい。

今回は テキスト無しの尾根で地図だけがたよりの道、不安もあったが乗り越えねば自信が

付かない。自分で言うのも変だがかなり地図読みの自信が付いたかも。  平塚昌人さんの「

25000分の地図の読み方」が勉強になった。でも  使わない予定のGSPを2度使い現在

位置を確認した。 皆瀬川は、以前釣りをした事があり、おおよその位置はわかったが、駅ま

ではかなり歩くかな、 山北駅周辺は 4月2日から桜まつり開催看板があり、 さくらの良い

時期高松山の帰りに来てみたい。 

駅前のさくらの湯に入って、御殿場線は缶ビールを飲んで帰路に着きました。    


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