残雪の北アルプス
中房温泉〜燕岳(ピストン)
2005年5月5日(木)〜6日(金) 3名 GPS軌道
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参考資料
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駐車場 |
会社先輩Eさんが、昨年5月に残雪の燕岳に行った話を聞き計画をしたのが、今回の山行となりました。メンバーは山岳部のWさん・Hさんです。 ひさしぶりの雪山で、10本歯アイゼン・ピッケルを弟から借りました。天気予報は、5月3日〜5日が晴れ、混雑する連休を1日はずし5〜6日で行くこととなりました。 5日早朝3時30分に、Wさんが家まで迎えに来てくれました。そして、渋沢のHさん宅へ、 246号・須走り・大月より中央道に入り、豊科ICまで順調に進みました。 豊科ICを出ると、常念岳が見えます。 今日行く燕は、どこでしょうか。 |
第一ベンチ |
安曇野から中房温泉に続く林道に入り、中房温泉第2の無料駐車場に車をいれました。 明日が平日のためか車の数は少なく、中房温泉駐車場を8時20分発、 小屋泊まりではあるが、アイゼン・ピッケル等ザックは、いつもの日帰りとは違い少し重い。 中房温泉旅館手前の赤い橋を左に入り、第一ベンチまでは急登が続く。 |
第三ベンチ |
第三ベンチからは雪が多くなったのでアイゼンをつける。 |
合戦小屋手前から全面雪道となり、赤旗を目印に小屋手前の急坂を登りきり、合戦小屋に着く。 合戦小屋12時10分。 |
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合戦小屋 |
小屋は半分雪に埋まっている。 中房温泉からここまで約4時間。ここから燕山荘へは1時間30分。 小屋前のベンチで昼食。 今日は、おにぎりと味噌らーめん。 12時50分発。 |
常念岳・大天井岳 |
小屋からは、すぐに急登が始まり、つらい。 稜線に出て森林限界を越え景色が変わり始めた、 大天井岳、槍が岳、標高が上がるにつれ、段々と遠くの山も見えてきた。 今日の泊まりの燕山荘も目の前だ。 |
槍が岳 |
ひさしぶりの重いザックとすべる雪道で、最後の小屋への急登りはきつかった。 燕山荘14時40分着。 |
燕岳 |
燕小屋で宿泊手続きを済ませ、空身で燕岳に向かう。 稜線は、雪が無く花崗岩の砂や岩で、甲斐駒ヶ岳に似ている。 |
燕山荘から槍ヶ岳 |
花崗岩の間を潜り抜け、、約30分で燕岳山頂着。 山頂からは、大天井岳・常念岳・槍・奥穂・笠が岳・双六岳・三俣蓮華・野口五郎・烏帽子岳・針の木と360度の景色はすばらしい。 昨年登った笠が岳が、本当に蓑笠のように見える。 ゆっくりすばらしい十分に展望を楽しみ小屋へ。 天気・メンバーに感謝。 今日は、宿泊者が少ないとのことで、3人で1コマのスペースをもらうことができた。 夕食後は早めに寝てしまった。 小屋のすばらしい壁掛式テレビでは、明日は朝から雨の予報。 |
、中房温泉旧館 |
6日 4時起床、6時出発。 天気予報は、良いほうに修正され、今日は、午前中は曇り、午後は雨に変わる。 合戦小屋までは、ゆっくり景色を楽しみ、昨日の道を引き返す。 第三ベンチでアイゼンを外し、中房温泉8時30分着。 中房温泉には多くの浴室がある湯治施設で、あいにく朝の時間帯は清掃中で、入れるのは小さい風呂のみであったが、木の浴槽で渋い感じの風呂で気持ちがいい。 帰路は途中の安曇野で、おいしいそばに名物のワサビを入れて食べ、夕方には、家に帰ることができました。 天気に恵まれ、残雪の北アルプスの景色を思う存分楽しんだ山でした。 |