西丹沢・檜洞丸
ツツジ新道を登り〜新緑の石棚山稜へ

石棚山稜のブナ林

【日 時】 2007年5月20日(日)  Hさん ・ Mさん  晴れ      
【コース】 自宅5:00 〜 渋沢6:00 〜 西丹沢自然教室 7:30 〜  ゴーラ沢 8:30 〜 P1040 9:30 〜 檜洞丸山頂 11:00 12:00〜  西丹沢県民の森分岐 13:40 〜 西丹沢県民の森 15:00  〜  自宅 18:00
【資 料】 ○ 2万5千分の1地形図 「山北」
【始めに】

いつも一緒に山に行っているHさんから、「Mさんも誘ってので檜洞にツツジを見に行かないか」との連絡がありました。

Mさんは、東北や伊豆に釣りに行く「フライフィッシングの仲間」です。

住まいは、丹沢の玄関口秦野市ですが、めったに山には行かないとのことです。

Hさんは、Mさんに満開のツツジを見せて、山の仲間に引き込む計画のようですが?



GPS軌道

カシミール3DとハンディGPSを使用して作成した「GPS軌跡」のページです。軌道が切れたり飛んだりしていますが、
修正してありません。そのような場所は、
衛星の電波を受信できない杉林のような場所です。
また、軌道は、1分隔で記録しております。また、画面の大きさに合わせて縮小していますので、
正確な縮尺はわかりませんがおおよそ50000分の1程度です。


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第87号)


6時にHさんの家に集合し、2台の車で西丹沢自然教室に向かいました。

一台は、下山を予定している小川谷の入口である「西丹沢県民の森」に置いてから、ツツジ新道に向かいました。


自然教室周辺は、まだ早い時間にも関わらず、すでに夥しい車の数で、手前の橋までの路肩は車で埋め尽くされていました。

その中には貸切バスもあり、前面ガラスには隣県の登山クラブの名前が書かれていました。

橋の箒沢寄りの路肩に、駐車スペースを見つけ出発しました。



こんなに車が多いのは初めて見ました


自然教室の前で、指導員に促され登山届を提出すると、ツツジはまだ咲いていないとのことでした。

つい先日は、テレビでツツジが紹介され、それも人の多い要因とのことです。

「樹下の二人」の可憐な「サンショウバラ」も紹介してほしいと思いました。


ゴーラ沢出合へ

ゴーラ沢出合は、大山や表尾根のような賑やかさで、西丹沢では無いような錯覚を感じます。

ゴーラ沢から山頂までは、きつい登りが続きます。

途中、MKさん「俺の山紀行」の掲示板で話題になっていた、小コーゲへの尾根が見え、稜線と合流する場所の急傾斜を見ると、私には行ってはならない場所のように思えます。


ツツジ新道から富士山


石棚山からの稜線が近づくと、ツツジの数が増えてきました。まだまだ蕾は堅く、満開には、1〜2週間かかりそうです。

ツツジ新道の核心部しかしツツジなし つぼみのツツジ つぼみのツツジ





稜線に出ると、バイケイ草が一面に敷き詰められ木道を歩きながら、ブナを見ていると、中が空洞になっている古いブナは健在ですが、木の数が減って山全体が明るくなったように感じます。





山頂下のコバイケイ草



山頂も大変な賑わいで、道志側にスペースを見つけ昼食をゆっくり取ってから、石棚山経由で西丹沢県民の森に下ります。


檜洞丸の主ブナ 檜洞丸山頂満員御礼 石棚山稜のブナ林は、山頂より綺麗


今回の楽しみは、石棚山稜のブナを見ることで、山頂附近より綺麗であると想像しています。


ユーシンへの道が分岐する附近では、ブナの新緑がとても綺麗でベンチでゆっくり休みました。

テシロノ頭から石棚山へ続く稜線にもブナは多く、太陽に透ける若葉の緑がとても綺麗です。




「西丹沢県民の森」への道に入ると、歩く人が少なくなり道が荒れてきますが、迷うような道ではありません。










西丹沢県民の森への分岐




かなり長い急斜面に嫌気がさす頃、尾根が平坦となり丸太の橋で鹿柵を越えると、「西丹沢県民の森」の区域に入ります。

柵を越えた場所で、道が二つに別れ@そのまま尾根を進む道A右折して県民の森の散策路を歩く道です。






西丹沢県民の森に入る



どちらを歩いても、下にある駐車場に着きますが、今日は、そのまま尾根を歩いてみました。

最後まで尾根上を歩いため、林道手前でガケにぶつかり、左手急斜面を下って林道におりました。







尾根コースで駐車場へ



林道を少し歩くと、車を止めた駐車場に着きました。

正しい道は、途中にあった「見晴台のベンチ」で、右側の県民の森に入るようです。

両方歩きましたが、柵を越えた場所から県民の森に入った方が施設内を見学できて、楽しいかもしれません。






(ニアミス)

駐車場を出て橋を渡り、道路から一段下がった広場(駐車場)に、見覚えのあるシルバーの四駆の車が止まっています。たしか浅瀬の駐車場で見た車と同じです。

遠くてはっきり見えませんが、車の脇には髪が短く、ひげを蓄えた細身の精悍な感じの方が立っていて、助手席の私と一瞬目が合った気がしました。

家に帰り、「ドブ鼠徘徊」の掲示板で聞くとやはりdnさんで、小川谷に入ったとのことです。

これが2回目のニアミスで、次はもっと近くで合うことが出来るような気がします。





県民の森ゲート前駐車場










(韋駄天の
AYさん)

さらに林道を立間橋に向かっていると、林道を歩いている方を追い越しました。

その方は歩くと云う表現より、走る方に近い速度で林道を下っていました。

レッコ水で、車を止めて水を飲んでいる間に、追い越していったその方は、「俺の山紀行」にコナーもある「厚木のAYさん」でした。

AYさんはその日、雨山峠〜ユーシン〜同角の頭〜東沢を下降したそうです。


dnさんは、小川谷の帰りに、林道を歩くAYさんを車に乗せて谷峨駅近くまで送ったそうです。

我々は、西丹沢自然教室まで戻って車を回収して帰路に着きました。



(その後のMさん)

今回、疲れも見せず快調に登ったMさんですが、その後Hさんが執拗に金峰山に誘っていますが、なかなかいい返事はないようです。



戻る